これまで、これから。

エイチの、5人がとてもとてもいい表情をしてるね。表紙がセルフポートレイトだなんて粋なことをしてくれるよロキノン。どんどん遠いところから彼らを見るようになって、以前みたいにがむしゃらな気持ちはもてないし情報に振り回されることもなくなって。それは寂しいことだけど、でもひと呼吸おいて彼らの姿を見られる今のほうが心は安定しているかなとも思います。離れてみてわかるよさ、と言ったら言い訳みたいになっちゃうけど。自分たちの現状をきちんと受け止めて、見据える視線の先は同じところで。円になっているというか横一列で足並みをそろえてるというイメージ。彼らはいい意味でビジネスライクな関係だと思う（6人組のほうがどちらかというと家族ぽくて深い繋がりを求めているというかんじがする）お互いがお互いを尊重していてだからこそ自由にできて、それがとても今の時代にリンクしているのかなあと。嵐が、今の時代を象徴するアイドルグループになったのは偶然でも気まぐれでもなくて、「ぜったいトップになろうね」という曖昧で不確かな、でも強い信念に満ちた誓いを胸に5人が同じ歩幅でいろいろな壁を乗り越えてきたからこそのものだから。彼らが愛されるのは必然だよ。出る杭は打たれるから、いろいろ言う人もいるけどね。自ユニではなくなった今だからこそ想えることがあるのだなと、ちょっとした葛藤をのりこえて（ふふふ）感じています。