富山で定期的に行われている、虎平太さんのイベントへ行ってきました。タニザワトモフミさんのうたが聴きたくて。なまで彼のうたを聴くのは2度めで、彼の音楽自体も久々に聴いたのですが、わたしはタニザワさんの声がとても好きなんだなーと改めて思った。少し高めの声で安定感があって耳に心地よいのです。
タニザワさんと、ジャンベとピアノという3ピースバージョンで、とにかくジャンベが最高でした。リズミカルで軽やかで、ときには力強く奏でられるその音に夢中になりました。「宇宙旅行」という曲でのそれぞれのソロがまたすばらしくって。立ち上がって踊り出したくなったよ。とってもグルーヴ感あふれるライブでした。
ビールが飲みたーい、って歌う曲ではお客さんと合唱(まあ、声は小さかったけど)して、手拍子とかもあって、ものすごくあったかい空気が流れてるのが感じ取れて、その前のすばらしいセッションとかも思い出したりして不覚(?)にも涙で目の前が滲みました。そのとき、その場所でしか生み出せない空気というか、それがすごくしあわせに感じられました。いいライブでした。
思うんだけど、富山のお客さん(というか北陸の人)は基本的にあたたかい人が多いような気がします。のりが悪い、とは昔から言われていますが、シャイな人が多いからうまく表現できないだけなのかなーとか思ったりします。拍手とか歓声とかほんとうに心から送ってる、そんな雰囲気がある。都会にはない田舎のよさ、ということにしておきましょうか。