ため息と空気を吸い込んで。


雪がつづいたり曇天の空が広がっているのを毎日見ていると冬はいやだな、と思う。だけど冬の透き通った凛とした空気は背筋がしゃんと伸びるようできらいじゃない。
冬の東京の街は煌びやかなイルミネーションがきらきらと夜の闇に反射してまぶしすぎてめまいがした。浮かれた足取りで歩く人たちの姿、じぶんもその中のひとりなのかなと思うとちょっと照れくさかったけどしあわせな気分になったりもしたな。
忙しく過ぎる都会の時間が日常になってしまうのはきっと無理だろう。ときどき、無性にその街で生活をいとなみたいと思ったりもするけれど。だけど、あのとき選択したように、わたしにはなにもないこの街が似合っているのだろうなとも思う。きっと、いちばん呼吸がしやすい場所。それに甘えちゃいけないとも思う。ぐらぐらせずにまっすぐに立っていたいなと、思う。


・・・なんだかーもーどこに落下したいんでしょうか。そういう気分ということで書きなぐりすいません。