那由多に広がる宇宙 その中心は小さな君


4人がずっと同じ歩幅で並んで歩いてきてここまできたこと。4年ぶりにこの目で見ることができてほんとうによかった。小さなライブハウスで今にも壊れそうなふじくんを見てハラハラしていたときから10年が過ぎて。あまりにも繊細で傷つきやすい20そこそこの彼はそこにはいなくて、でも、小さくやさしくはにかむ姿やたどたどしくも大切に言葉を紡ぐ彼はあの頃と同じで、そんなふじくんの創る音楽を世界中の誰よりも信頼している3人もあの頃と同じで、むねがいっぱいになった。ずっと、幼なじみのまま「俺らもう33だぜ?」と笑い合う4人の姿を見ることができてよかった。
あの頃わたしの毎日を彩っていた音が流れたときの、どうしようもなく高鳴る気持ち。ずっと忘れたくないな。
また、会えたらいいな。こちらこそ、会いにきてくれてありがとう。