長い階段をのぼり 生きる日々がつづく

ふくおか、とーきょーへと旅に出てきました。


こんなときに…って迷ったりもしたけど、お友だちにも会いたかったし最近仕事がばたばたすぎて気分を換えたいなあっていうのもあって、これは行くしかないなあということで行ってきました。福岡はとっても天気がよくてあたたかくて桜も葉桜になっていて春が駆け足で過ぎていっているような感覚になった。福岡は都会なんだけど電車で30分ぐらいガタコト揺られていくとのどかな風景が広がっていて穏やかでとても好きな街のひとつです。福岡の人はほがらかでおおらかで、だいすきです。地下にある古い喫茶店で食べたドリアのホワイトソースの味とか、西鉄電車の窓の外を流れる桜の花びらが舞うゆったりとした景色とか、大宰府で食べた梅ヶ枝餅のほわんとした香ばしいにおいとか、地震について真剣に語り合っていたときのコーヒーの味とか、くだらないけど最強にたのしいジャニ話で笑い転げながら歩いた海までの道とか、奮発したディナーのお店でやたらと子ども扱いされたこととか、王子様の泣きそうな笑顔とかおっきな瞳とか、ぜんぶぜんぶしあわせで、ぜんぶぜんぶ失くしたくないなって真剣に思ったし、こんなに平凡で平和な日常がすべての人たちにいちにちも早く訪れることをつよくつよく願った。だから、わたしはまたがんばる。たくさんもらったパワーを自分の力に変えて、またがんばるよ。うん。
で、なぜか福岡→東京を新幹線で移動してまで向かった先は井ノ原先輩の舞台。ヨーロッパ企画主宰の上田さんという方の脚本でぜんぜん内容も調べないで行ったんだけど、これがもうちょううううおもしろかった。2時間ずーっと笑いっぱなしでした。役者さんみんなコミカルでいい呼吸で演技してて、おかしくておバカでハッピーで深く考えなくても楽しめる。こうゆうの、今すごく大事なことなのかもしれません。もういちど観たいなあって思える舞台。ほんとにたのしかった。行ってよかったー!


楽しいことを当たり前に楽しめる時間。ちゃんと大切にしたいです。だって、ねえ。自分にできることをせいいっぱいやるしかないもんね。